STORY 02

ここならきっと面白いことができる。
これからは自分が面白くしていく。

2019年入社

ここならきっと面白いことができる。

「仕事をもっと心から楽しみたい。」そう感じ始めたのは、社会に出て働き始めてから約7年が経った頃だった。大学卒業後、総合機械メーカーの製造工場に勤務し、ライン作業者と系列企業や協力企業との間に立ち、主に部品管理を行っていた。両者と交渉をしなければならない立場。常に気をつかわなくてはいけない役割に、心の疲れを感じる瞬間も多々あった。結婚というタイミングで自分の未来を改めて考えた。人生の多くの時間を費やす仕事、せっかくならば毎日もっとわくわくしながら働きたいという想いが強くなり、転職を考えるようになった。

現社長との出会いは合同企業説明会。「私達の仕事はこれを売ることです。」そう言って社長が取り出したのは一本の傘だった。雨などまったく降っていない日だというのに。そして社長は、「突然雨が降ってきた時、大切な人を守れるように傘を備えてもらう。これが保険業です。」と続けた。ちょっとキザな人だという印象を持ったというのも本音だが、それ以上に、それを本気で言い切る社長のパワーに圧倒された。そして感じた。この人は新宮でおさまる人ではないと。この人についていけばきっと面白いことができる、ベストパートナーなら何があっても大丈夫だと確信した瞬間だった。

困った時一番に相談したいと思う。
そんな存在になるために。

対象となる領域など性質の異なる損害保険と生命保険。その両方を取り扱わせていただいている分、戸惑うことも多い。悩んでいると、相談に乗りながら自分で考えることを促してくれる先輩方。中でも米地くんは、実は同級生ということもあり、特に心強い存在だ。彼の一番の凄さは、すでに豊富な知識やノウハウを持ち合わせているにも関わらず、常に学び続ける姿勢。彼に一目置かれるような存在になれるよう、負けじと向上心を持ち続けたいと思う。私が先輩という立場になった時、一番に心がけたいのは、自分自身が初心を忘れないということ。後輩により近い立場でいられるような先輩でいたいと思っている。そのためにも、現在は、自身の経験をもとに、マニュアルを作成したいと社内で声を上げている。先輩方から吸収したノウハウ、自分自身の経験から学んだこと、それらを後輩に引き継ぐのが私の役割の1つだと思っている。

「この仕事の楽しいところは?」そう聞かれたら、私はやはりお客様とお会いして話している時という答えが頭に浮かぶ。お客様と話す時に常に心がけているのは、心置きなく話していただけるような雰囲気づくり。つかみとして欠かせないのはお客様との共通の話題。好きとお聞きしたものについてはすぐにリサーチ。日々ネットで最新情報を収集することも欠かせない。お客様の真の思いを聞き出す力、これも大切な力の一つだと思っている。

いつまでも学び続ける姿勢を忘れない。

中学生の頃、親が甲状腺のがんを発症した。突然のことに不安や戸惑いを胸に抱えた日々を過ごしていたが、保険に加入していたおかげで治療ができた。今でも毎日働いているほど元気だ。幼いながらに保険の存在に感謝した瞬間だった。保険業界で働くということは、お客様の未来を守り、お客様の人生に安心や安全を提供するということ。保険の有り難さを実感した私だからこそ伝えられることがあるのではないか。お客様の気持ちを汲み取り、ともに考える。困った時には一番に助けを求めてもらえるような、まさにベストパートナーになりたい。

保険の基本的なことも知らない状態からがむしゃらに進んできた約1年半。今の自分自身にはまだまだ納得できていない。しかし、それは一方で伸びしろしかないということだと捉えている。学べば学ぶほど奥が深い保険。先輩方が「いつまでも勉強」と仰っているのがよくわかる。知識を蓄えて引き出しを増やし、自信を持って言いたい。「保険のことなら何でも私に聞いてください。」と。