STORY 04

仕事も、家庭も、人生も。
自然体を忘れない。

2021年2月入社

私らしく働きたいから。

仕事も家庭も大切にしたい。この想いが転職という道を選ぶきっかけになった。大学卒業後、私は地元の金融機関に就職した。窓口での営業や事務全般、さらには採用関係の仕事など、どんどんと任される役割が広がるにつれ、キャリアを積んでいきたいという気持ちも強くなっていった。しかしその反面、結婚や出産などライフステージの変化に伴い、家庭を大切にしたいという想いも増していった。仕事と家庭、どちらも大切にしたい。それならば女性が働きやすい職場環境に私が変える。そう思い行動したものの、簡単にはいかなかった。上手くバランスがとれなくなり、気持ちが追いつかなくなってしまったのだ。転職という選択肢が頭に浮かびはじめた頃、自宅の近くにベストパートナーの新店舗が建てられた。ベストパートナーの現社長とはもともと面識があり、前職の先輩を通じて何度か話す機会もあった。さらに、米地さんが高校の先輩で仲良くさせてもらっていたということもあり、ベストパートナーの話はよく聞いていた。そんなベストパートナーの新店舗が近くに建てられたというのも何かのご縁。信頼している人が勤めている会社なら安心できる。思い切って応募してみたところ、すぐに面接の機会をいただいた。前職で感じていた不安を素直に話すと、「その点に対してはベストパートナーはこうしていきたいと思っている」という回答をくださる社長。それに加え、ベストパートナーの足りないところ、改善が必要なところを正直に話してもらえたのが、ベストパートナーへの、そして社長への信頼が増す理由となった。

可能性を広げるために。

入社後にさらに安心感を抱いたのが、事務員としての先輩でもあり、人生の先輩でもある女性社員の方がたくさんいらっしゃるということ。多くの方が育児を経験されているため、家庭も大切にしたいという想いを理解していただけることは本当に心の支えになっている。さらに、自分がどのようにキャリアを積んでいくのかという姿も思い描くことができる。今は電話対応や書類点検など事務の仕事をメインに、とにかく実践を重ねて身につけているところだ。時には電話で難しい質問をされ困惑をすることもあるが、そんな瞬間を見逃さずサポートしてくれる先輩方。私が普段と違う様子で対応していることを瞬時に察知し、話の内容を聞き取ってさっと手を貸してくれたり、終わった後に「大丈夫?」とさりげなく声をかけてくれたり。いきなり実践というのは不安を感じる場面もあるが、失敗を恐れず挑戦することを後押ししてくれ、何かあってもフォローしてくださる方々がいる。それがベストパートナーの社風だと実感している。

そんな環境のありがたさを感じる日々の中でも、もちろん壁にぶつかることもあった。前職ではオールラウンダーのようなポジションで、営業もして事務もしてというのがいわば当たり前だった。しかし、ベストパートナーでは営業と事務の役割が分けられているため、現状事務の仕事がメインの私は、お客様対応もどこまで自分が担当して良いものか戸惑いを感じていた。自分にできることはすべてやろうと良かれと思って対応したことも、一歩間違えるとお客様と営業の関係性を壊すことにつながる可能性もないとは言い切れない。自分では善意でやったはずの行動が、会社全体で見ると反対に働くかもしれない。そう考えると難しい。今でもそこは葛藤している部分でもあるが、これから営業事務として、営業としての側面も担当することになる。そうすると、営業としての視点からも事務員としての視点からも見つめ直すことができ、両者にとってどうするのが一番良いかが見えてくるのではないだろうかと思っている。営業事務という職種だからこそできること、ベストパートナーでもオールラウンダーのような心持ちで自分の可能性を広げていきたい。

バランス良く生きていきたい。

こうして新たな道を踏み出してよかったと感じるのは、自分自身の成長を感じられる瞬間。新人に戻った気持ちで日々自分にできることを全力で取り組む中で、お客様からのお問い合わせへの対応を自分一人で完結できた瞬間や顧客様への提案に携わらせてもらえた瞬間、少しずつだが着実に自分ができることが増えていることを知覚する度に、仕事の面白さを感じる。今の直近の目標は、どんな仕事も自己完結できるように知識とノウハウを身につけることと頼られる存在になること。そして、ずっと志しているのはライフワークバランスを保つこと。こうして女性も働きやすい職場で働くことができるからこそ仕事も家庭も大切に。これが私の人生の目標だ。